テント選びに悩みまくった!ムーンライト7型…さてその結末は?
テント選びってすごく悩みませんか?我が家はモンベルのムーンライト7型ですが、買うまでに何ヶ月もかかりました。機能・大きさ・使い勝手・価格…どれも妥協したくないもん!「じゃムーンライトで」と決めてからも5型と7型どちらのサイズ?と迷うこと2週間。さてその結果は…使って納得!満足してます。
ムーンライトの良い点
- 設営・撤収が簡単!早い!
- 安全設計
- 涼しい
残念ながらイマイチなところもあります。
ムーンライトのイマイチな点
- オシャレテントじゃない
- 前室が広くない
ムーンライト最大の弱点は、オシャレテントじゃないことかな。
「かっこいい」「かわいい」とビジュアルを褒めてもらえることは、まず、ありません。モノポールテントみたいにかわいくないし、ロッジ型テントみたいにレトロでノスタルジー溢れる風情もない。
カラーは2色
最近のオシャレキャンパーを意識して?ムーンライトのテントカラー展開は2色あります。
でもグリーンもベージュ(モンベルではアイボリーと表記)も「え、この色?!」って絶妙カラーです。海外の自然にマッチする色なのかな?
でも設営がスピーディーなのは、すごくイイ!夏も涼しい!
この2つのメリットは、ビジュアルの弱さをカバーして余りある魅力です。
スピード設営が一番の魅力
ムーンライトの設営は、本当に早くて、しかも直感的に組み立てられます。インターネットや世の中のクチコミ通り!
購入後は、自宅での試し張りナシで、いきなりキャンプ本番でしたが、15分で完成!それも写真を撮りながら、組み立てながらで15分です!
ポールが2本。
ポールを組み立て始めると、テンションコードの働きで、自然に1本につながってくれます。自動でポールが組み上がるってことあるの?!ビックリしました。
2本のポールを交差させて立てて
引っ掛けます。
フックが付いてて、どこにどうやってひっかけるのか直感的に分かります。
サイドフックも付けて、
できあがり。
初めての設営でも「早いな!」って実感しました。
より早くキャンプ気分に
キャンプって、テントやテーブルなど居住スペースを作るとホッとしませんか?「さぁこれでゆっくりできるぞ!」って落ち着きます。
ゆっくりした時間を過ごしに来たんだから、少しでも早くキャンプ気分になれるのはうれしいです!
撤収も早い!
設営が早いムーンライトですが、実は撤収も早いんです!
フライシートとインナーテントの間が広く、結露しづらいんです。テントが結露しなければ、午前中の早い時間に撤収できます。
私も夫も飽きっぽいので…キャンプの後片付けに時間がかかると、途中でイヤになっちゃうんです。ササッと片付かないと、家に帰るのもめんどくさい^^;
クチコミや体験談から「設営が早い」と知っていましたが、予想以上!「撤収も早い」という情報は無かったので、うれしい予想外でした。ママキャンプ(パパ不在、ママ+子供だけのキャンプ)に使われるのも納得です。
安全なポール
ムーンライトテント、実は「これ危ないよね」ってところがあります。
ここ。ポールが飛び出しています。
ちょうど大人の顔の高さ。目を突いたら大変…。
拡大写真。
でも大丈夫!
飛び出たポールは、折りたたんでフックに掛けられます。アイデア!
このポールはフライシートを被せれば隠れます。顔を突くことはありません。
でもインナーテントだけの場合は、ポールがむき出しです。そんな時は、ポールをたたんでフック掛ければ、顔や目を突くケガを避けられます。
ポールが飛び出た姿を見た時は「危なすぎる!」って心配したのですが、折りたたむアイデアには感心〜。安全が考慮してあるんですね。
夏に涼しいテント
夏のキャンプの夜、暑くて寝られないってことありませんか?男性や子どもは特に、暑さ対策が大切ですよね。子どもが汗ダクで、翌朝あせもになってた…なんて、かわいそう。
ムーンライトのもう一つのメリットは「涼しい!」ってことです。
窓がある!しかも大きい!
ムーンライトは出入り口2か所だけじゃなくて、壁2面にも窓があります。テントの4面が開くので、風が通り抜けて空気がこもらず涼しいんです。夏の夜も涼しく寝られます。
写真では、窓を開けてメッシュシートになっています。窓はテントの高さ半分まで開きます。
開けた窓は、カーテンみたいにクルクル丸めて留められるようになっています。ペラペラしてジャマになったりはしません。
外を覗いて遊べるのも、幼稚園くらいの子どもには楽しいみたい。お家ごっこが盛り上がっていました。
ムーンライトのテント内部
我が家のムーンライトは7型です。広いです!3人家族(父母と3歳児)には贅沢なほど。テント内部で大人が立てます。
ムーンライトを買う前、5型と7型のサイズを比較して悩みましたが、買ったのは7型。「テント内部で腰を曲げずに立てる」のが決め手でした。テント内のマットや布団の片付けがラク!子供の服の着替えも手伝いやすいです。
テント内部の広さの参考に。
インフレータブルマットを2枚連結して置いてます。
それでもスペースゆったり、キャンプ道具や着替え、子供のおもちゃも楽々入ります。
3歳(身長90cm)の子どもが立つと、こんな感じ。テントの中で走り回って遊べます。
テント収納バッグが好き
ムーンライトで感心したのは、収納バッグ(ダッフルバッグ)。
バックルが付いてて、しっかり留められます。
ポールが動いてテントや収納袋が破れたりしないし、バッグ全体ががギュッと小さくなるのもうれしい。キャンプ道具って、なるべくコンパクト収納したいですよね。
大きさの参考に。中央がテントのダッフルバッグです。
右(紺色袋)はテーブルセット。
左に立ってる袋(モスグリーンのスタッフバッグ)は、ムーンライト専用のテントマット。けっこうでかいです。軽いんだけど大きすぎる。運搬がめんどくさく感じます。
ムーンライト専用オプションアイテム
テントマットの続きを。
テント内部で広げるとこんな感じです。
裏面は銀色マット。表はモスグリーンで、落ち着いた色合いです。色に不満はありません^^
グラウンドシートがあると、やっぱり床がふんわりして気持ちいいです。それに「寒いかも?」って不安なく過ごせます。冷え性キャンパーにはありがたいアイテムです。
サイズも、ムーンライト7型専用なのでピッタリ。
テント内に敷いてしまえば「買ってよかったよね〜テントマット!」って満足なんです。キャンプ撤収時にまた「ジャマ!」って思っちゃうのですが^^
グラウンドシート
グラウンドシートもムーンライト7型専用を買いました。
鮮やかな緑色のスタッフバッグがグラウンドシート収納袋です。
テントのダッフルバッグ(下のモスグリーン)の中に収まりました。
グラウンドシートにはペグが付いています。
このペグで、グラウンドシート+フレーム+フライシートの簡易タープになります。
テントとして使用する場合は、グラウンドシートのペグは使いません。ペグを収納するちょっとした工夫が小技…いいよね!
amazonだと1000円安かったのでリンクしときます モンベル(mont-bell) テント ムーンライト7型用 グラウンドシート GY/LG 1122115 GYLG
前室は広くない
ムーンライトの前室は、広くありません。
写真右側の入り口に3歳児が座っていますが、こんな程度。
夜、テーブルやイスを全室にしまうのなら、きちんとたたんで片付けないと、前室に入りきりません。
「雨が降るかも」という日は、タープを前室にかぶせるように張っておきます。
靴の脱ぎ履き時に、雨に濡れません。テーブルも片付けなくてイイ♪
私はタープを張るのが面倒であんまり使いたくないので、前室が狭いのはムーンライトのちょっぴり残念ポイントです。
でも「前室が狭い」「かわいいテントじゃない」以外に不満はないので、キャンプ道具としては優秀だと思います。キャンプの度に満足して、ますます好きになるなぁ〜。
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