割れる食器やワイングラスをキャンプで使う収納方法
食器を割らずにキャンプ場へ運ぶ収納方法を写真で紹介します!ガラスのワイングラスも割れたことないですよ。キャンプでも自宅と同じようにガラスや磁器など、割れ物の食器を使っています。お気に入りの食器はキャンプ料理をさらにおいしくしてくれます。以前はステンレスやホーロー食器も使いましたが、陶器の手触りや口当たりの良さには代えがたいのです。食器洗いがエコで簡単なのもメリットです。
キャンプの食器入れはコンテナ
食いしん坊すぎて、アウトドアでも食事にこだわりたい欲求が強すぎです。良い食器は食事をおいしくしてくれるので、キャンプ場でも磁器とガラスを使っています。
食器の収納はキッチン用品のコンテナです。
写真左が食器。クッカーの隣に収納しています。
食器の種類ごとに小袋に入れています。小分けすると
- 食器の形が揃うので割れにくい
- コンテナに収納しやすい
というメリットがあります。
カップを子供茶碗に
キャンプ用の食器はこれだけです。
- スープカップ4つ
- カップ6つ
- カトラリー
- ワイングラス
家族は4人です。こどもはごはんとおかずを食べますが、大人はおかずとお酒だけです(ダイエット)。
スープカップはおかずを入れるから4つ。
カップが6つなのは、飲み物を入れて4つ、子供茶碗代わりにご飯を入れて2つ、合計6つなのです。
スタッキングできて運びやすいカップは、使い方を飲み物だけに限定せずお茶碗にも使います。いろんな用途に使って、持っていく数も最低限に絞れば、キャンプ道具を減らせますよね。
うつわ好きだからもっとたくさんの食器を使いたいけど、キャンプ道具だから少数精鋭の一器多用です。
ワイングラスの収納
ワイングラスは一袋に一脚ずつ入れます。
グラスとグラスが触れ合ってると、移動中に割れてしまいます。
それにスタッキングして一袋にまとめて入れたくても、ワイングラスの独特な形では無理ですもんね。というわけで一脚を一袋ずつ収納します。
ワイングラスは一脚ずつふきんで巻いてから小袋へ収納します。新聞紙でもいいんだろうけど、私はふんわり厚めのふきんを使うと、なんとなく安心します。
コンテナには立てて収納
ワイングラスも食器も、キャンプコンテナに収納する時は
- 立てて収納
- 形が違う食器を重ねない
ようにします。
横方向から力が加わると食器もグラスも割れますし、形が違う食器を重ねても割れやすいです。
私がコンテナに収納する時は、まず一番大きなクッカーを入れ、隙間に食器を立てて入れます。こうするとコンテナ内の土台になり、その上や隙間に他のキッチン用品を入れることができます。
食器は食器だけで収納するキャンパーもいますが、私はキッチン用品も一緒に入れます。
キャンプの荷物を減らす工夫です。コンテナが「キッチン用品」と「食器」の2つになるか、「キッチン用品(食器入り)」の1つで済むかの分かれ道です。
コンテナの隙間はキャンプ道具を緩衝材にする
コンテナ内にクッカーと食器を入れて土台にしたら、その上に軽い道具を入れます。
食器の上にはスポンジやゴム手袋など。フカフカ軽くてクッションになりそうなものを入れます。
硬いもの、重い物は載せません。食器が割れるのを防ぐためです。
コンテナ内に空間があって道具がガタつくと、食器も動いて割れてしまいます。他のキッチン道具を収納しながら、コンテナの空間を埋めます。
引越しの荷詰めならプチプチ緩衝材を詰めるのでしょうが、キャンプならキャンプ道具を詰めて代用すればいいですよね。
スープカップに緩衝材を挟む
スープカップだけはお皿一枚ずつに緩衝材を使っています。
カップはスタッキングできるものを選んで買ったので、緩衝材ナシで収納・移動しています。でもスープカップは「スタッキングできる!」と言い切れるデザインじゃないので、割れるのを予防します。
食器と食器を直接重ねると移動中に割れちゃうので、緩衝材をはさみます。
緩衝材は、器を買ったときに包んでもらったものを再利用してます。そんなのわざわざ買わないよ〜
かわいいキャンプスタイルには、ふきんやクロスを使うのがおすすめ。華やかで楽しい雰囲気になると思います。あこがれます!私は布選びのセンスや洗濯の手間に自信がないので、今のところは緩衝材で手抜きキャンプです。
写真では小袋の底にも厚めに緩衝材を重ねています、効果は分かりませんが、念の為。なんとなく安心できます。
キャンプ食器におすすめの素材
こんな感じのキッチン用コンテナへざっくり収納ですが、これまで食器が割れたことはありません。
キャンプ不適格な3ポイント
自宅では職人さん手作りの陶器の和食器ばかり使っていますが
- 重い
- 厚い
- 欠けやすい
と三拍子揃ったキャンプ不適格道具なので、キャンプには持っていけません。
キャンプ用の食器は陶器より丈夫な磁器で、割れにくそうなシンプルデザインを選びました。
ワインの味をおいしくするグラス
プラスチック製のワイングラスは、口元のカドが立ってて滑らかじゃないのが苦手です。
キャンプで使っているワイングラスは100円均一ですが、安くてもガラスなので、プラスチックに比べて口当たりが滑らかです。
ワイングラスが変わるとワインの味が変わります。できるだけおいしいワインが飲みたいので、グラスはガラスを使いたいです。
100均で安いからでしょうか、分厚くて丈夫なワイングラスです。
ワイングラスは薄いほうがおいしく感じられるんだけど、丈夫さには代えられません。私ができるぜいたくはここまで。一脚5000円のリーデルはキャンプではちょっと使えないなぁ^^;
そこはキャンプという事で、TPOと食欲とこだわりとお財布とのバランス感覚です。
磁器の重さが良い
磁器の食器の良さは、ある程度の重量があることです。
うっかり手や服の裾が当たっても倒れず滑りづらいので、テーブルから落ちにくく食事もこぼしにくいです。
プラスチックやメラミンは軽すぎて、うっかり者の私はすぐに倒したり落としちゃいます。
少しの水と洗剤で洗える
磁器の食器をキャンプで使って「いいなぁ」と思うのは、食器洗いのときです。
プラスチックやメラミン、シリコンは、お肉やチーズなど油汚れが落ちにくいです。二度洗い・三度洗いしても、油のヌルヌルが取れません。
磁器なら汚れ落ちの良さはダントツ!一度洗えば汚れが取れるのでエコ。洗剤や水の量はほんの少しで大丈夫です。
キャンプ場では洗剤で水を汚したくないので、食器洗いはなるべく簡単にしたいですよね。
食器洗いが簡単だと、手が冷たくないのも良い点です。
夏以外の、春・秋・冬のキャンプは水が冷たいですよね。キャンプ場の水場はお湯が出ないから、冷え性対策としても汚れが落ちやすい食器はメリットがあります。
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★★★☆☆