揖斐川町の長者の里キャンプ場へ行ってきました
9月中旬に、岐阜県揖斐川町の長者の里キャンプ場へ行ってきました。 林間で小川があり、涼しくて虫が少ない、トイレがキレイ、お風呂がある、車の乗り入れ不可だけど荷物運搬用の三輪車が借りられる、管理人さんが親切…と良いことたくさんのキャンプ場でした!
長者の里キャンプ場
長者の里キャンプ場は岐阜県の揖斐川町にあります。揖斐川町観光情報 長者の里キャンプ場 (住所と電話番号)
揖斐川町はキャンプ場がいくつかあって、無料の粕川オートキャンプ場はファミリーキャンパ−に人気があるようですね。
長者の里は粕川オートキャンプ場より、ひと山向こうにあります。
キャンプ場の入り口です。
車の乗り入れ、横付けはできませんが、運搬用の一輪車が借りられます。
運搬用の一輪車は大きくて、たくさん荷物が載せられます。この日は、2往復で全ての荷物を運べました。
長者の里は林間キャンプ場
長者の里は林間キャンプ場です。
木に囲まれて、気持ちいいです。
9月中旬で季節は秋ですが、日焼けは一年中心配ですよね。木々の葉っぱで日陰があると、リラックス感5割増しです^^
テントサイトの下には小川があります。
自分のサイトから下に降りて遊べます。夏ならスイカやジュース、ビールを冷やして楽しめますね!
テントサイトのすぐ脇なので、小川のせせらぎを聞きながら、焚き火や食事、テントで寝て朝を迎えられます。
持ち込みテントサイト
テントサイトは、山の傾斜に沿って階段状になっています。
どのサイトを使うかは、キャンプ申し込みカウンターで決めます。キャンプ申し込みは、森の文化博物館にて。キャンプ場入り口より手前にあり「キャンプ受付」の看板が出ています。
係の方が「ここが一番広い」「ここならプライバシーが保てます」と親切に教えてくださいました。始めてのキャンプ場ですし、現地を見てから予約するわけではないので、アドバイス頂けてうれしかったです。
持ち込みテントサイト(A区画)の広さはこんなサイズです。
キャンプサイト内の地面は土。やや傾斜はありますが、石がなく、土でやわらかいので、テントで寝ても違和感ありませんでした。
長者の里キャンプ場は林間なので、地面に木の根っこが浮き出ています。足をとられてつまずかないよう気をつけて下さい。特に子どもは、サンダルやクロックスを避けた方が良いと思います。
持ち込みテントサイトは2種類の広さ
キャンプサイトは、広さによってA区画、B区画があります。
最近人気のモノポールテントは張るのにスペースが必要なので、広い区画を選んだほうが良いと思います。
料金はA区画1,500円、B区画1,200円。A区画のほうが広いです。
タープは不要かも
日よけとしてのタープは、我が家には不要でした。林間なので木の葉っぱで日陰ができます。
虫除けを目的としてスクリーンタープを張るのなら、広い区画がオススメです。このスタイルの4人家族キャンパーさんがいましたが、スクリーンタープ+テントだけで、サイトはいっぱいになっていました。
我が家のキャンプ道具は少ないのですが、広いA区画を選びました。
写真ではモンベルのムーンライト7型、テーブル、椅子3脚、クーラーボックスとコンテナボックス、ドライネットを掛けるポールが設置してあります。
自宅を出発前は「キャンプサイト内で子どもがストライダーに乗って遊べたらいいな」と思ってたのですが、着いてみたら、サイトのすぐ下が小川で危険でした。
フラフラ歩く3歳なので、川側に近づかないよう事前に注意しておきました。
地面に線を引いて「ここから向こうは危ないよ。コロコロ落ちちゃうから、行っちゃダメだよ」と伝えると「うん」と答えました…が、調子に乗って線を超えたのでド叱ってやりました。子どもは大声で泣きます。
我が家のキャンプでは毎回の出来事です…これが無ければなぁ。
貸テントサイト
長者の里キャンプ場は、テントの貸し出しもしています。
「常設」看板のサイトが、貸テントサイトです。木の板がステージみたいで、ちょっとかっこいい。
貸テントは2,000円〜。申込書には「貸テント4人用2,000円」の項目だけがあり、備考欄に「ドーム型」と書いてありました。
キャンプ初心者は、いきなりキャンプ道具を買い揃える前に、貸テントでキャンプを試してみるのもいいと思います。
いざキャンプしてみたら「親は楽しめても子どもはイマイチだった」とか「ママはあんまり眠れなかった」なんてことがあるかもしれません。「家族全員楽しめたね。また行きたい!」って気持ちになってからテントやシュラフ、ランタンなどを選べば、家族にピッタリのキャンプ道具を買えそうです。
階段の上のコテージ
長者の里キャンプ場はコテージが2棟ありました。
コテージの名前と価格は、やまがら20,000円、うぐいす25,000円。どちらも6人用です。
写真の左はコテージうぐいす。
中央の急な階段は約90段。この上にコテージやまがらがあります。やまがらの方が、5,000円安いです。
階段なので荷物運搬用の三輪車は使えません。荷物が多いと、車からコテージまで運ぶのが大変ですね。
しかし階段を登る苦労があるだけに、上のコテージはプライベート感たっぷりで、森の別荘気分が楽しめそうです。
キャンプ場トイレはきれい
キャンプ場利用者のトイレは、キャンプ場入り口を出て、駐車スペースの向こう側にあります。サイトの近くではありません。
水洗で、お掃除が行き届いていました。トイレットペーパーは濡れておらず(これ重要!)予備もありました。
快適なトイレです。女性キャンパーも安心です。
入り口にドアがあるので、虫はほとんどいません。
男性はトイレ環境を気にしないかもしれませんが、女性にとっては重大な関心事ですよね!明るくて広いので、子どもも怖がりませんでした。
実はトイレは、キャンプ場の隣にあるセントラルハウス(後で書きます)の中にもあります。
管理人さんがやさしくて気の利く方で「子どもさんが外のトイレを怖がったら、セントラルハウスのトイレを使ってもいいですよ」とお声を掛けてくださいました。ありがとうございます。
虫は多い?少ない?
9月中旬の長者の里キャンプ場は、虫が少ないです!林間キャンプ場なので心配していましたが、秋の山だから?ほとんど気になりませんでした。
念の為、蚊取り線香を焚いて、ハッカ水、虫除けパッチをしましたが、虫刺されはゼロ。
見かけた虫は、蚊と小さな蛾です。しかし全般的に少ないので、虫を恐れてキャンプを避けることはありません!
水場は広くて清潔
水場は広く、何ヵ所かありました。キャンプのトップシーズン、夏休みやGWでも「水場が混雑して、食器が洗えない」ことはなさそうです。
水場と焚口が一緒に設置されている水場が2ヶ所ありました。学校行事で使うためかな?
水場にはスポンジと洗剤、三角コーナーが設置してあります。掃除が行き届いて清潔でした。管理人さんありがとうございます。
蛇口の上に「生水は飲まないで下さい」の張り紙がありました。気になる方はペットボトル飲用水をお忘れなく。
キャンプ場でのゴミの回収
ゴミ捨て場は、炊事場付近の小屋です。
缶・瓶・ペットボトルのゴミは引き取ってくれます。中を水洗いして下さい。
燃えるゴミは町指定ごみ袋を1枚50円で購入できます。
セントラルハウスとバンガロー
写真左がバンガロー、右はセントラルハウスです。
貸テントは2,000円ですが、バンガローも3,500円から借りられます。テントの設営と撤収がないので、バンガロー泊は手軽ですよね。
長者の里キャンプ場は、バンガロー同士の距離が近いので、隣の音が聞こるかも?でもバンガロー横に小川があるので、せせらぎで打ち消されるのかもしれません。
セントラルハウスは2Fに広い座敷があって、宿泊できます。
宿泊客がいれば薬草風呂が開かれ、キャンパーも利用できます。
この日はセントラルハウスで老人会の寄り合いがあったので、お風呂が開いていました。大人300円、子ども200円。
車で行ける範囲に温泉もあります。狭くない山道を20分行くと、久瀬温泉 白龍の湯があります。400円。露天風呂のみで内風呂無し、柔らかくてやさしいお湯です。大好きで何度も行っている温泉です。
幼児も遊べる水遊び場
セントラルハウスの横に、水遊び場があります。
深さは大人の足首にも届きません。浅いので小さな子も遊べますね。
夏休みに子どもを連れてきたら、とっても喜んでくれそう!
9月でも肌寒かった
長者の里キャンプ場を利用したのは9月中旬でした。自宅ではまだ真夏の暑さでしたが…キャンプ場は涼しい!
さすが山の上の林間キャンプ場。川の横だったのも、涼しさのポイントかな?吹き降ろす山谷風が寒いっす。
キャンプ場での服装
キャンプ場では重ね着が鉄則ですが、暗く・寒くなるのに合わせてどんどん着ていったら…着るものがなくなっちゃった!秋の山を甘くみていました…反省。
日中は長袖、暗くなってきたら一枚羽織って、その上にトレーナー厚のパーカー、レッグウォーマー、夜はカイロを2枚貼っちゃいました。
夫は半袖のポロシャツにジーンズでしたが、夜になったら厚手のフリースジャケットを着ました。2枚しか着てなくても、寒くなかったんだって。
子どもは長袖一枚でしたが、夜になったらベストを着せて、上着をはおらせました。
夜寝る時の服装は
長袖パジャマの下に、下着を着ました。
布団は、インフレータブルマットに敷きパッドを付け、羽毛布団を掛けて寝ました。「寒いかな?」と心配しましたが…羽毛布団のおかげで、ちょっと寝汗をかいたくらいです。
朝も寒い
朝も寒かった!テントの中は暖かかったのですが、外へ出てすぐに上着を着ました。カイロも貼りました。
あったかい朝ごはんでホッとしました。
昨夜の残りのトマトスープにパスタを入れて、ミネストローネ風。
コーヒーとロールパンサンド。
インスタントでないコーヒーをキャンプ場でいれると、ちょっとリッチな気分になります。
また行きたい長者の里キャンプ場
長者の里キャンプ場は、人が少なく、静かなキャンプ場でした。GWでも夏休みでもない時期だから良かったのかな?
林間で、小川があって、人が少なくて、車が乗り入れできないキャンプ場は夫好みで、喜んでいました。
キャンプ受付の方も、管理人さんも親切に笑顔でお話してくださって、気持ちが良かったです。
ステキなキャンプ場なので、また行きます。
「これがキャンプ場!」という雰囲気で、テントやキャンプグッズをレンタルできるので、キャンプ初心者の方にも喜んでもらえそうです。親切な管理人さんがいるって、キャンプ初心者には安心ですよね。
★この記事の評価★
★★★★★