キャンプがロースタイルすぎてお座敷スタイルになっちゃった
キャンプでロースタイルが流行ってますね「よし!ウチもロースタイルだ!」って…和風なお座敷スタイルになっちゃいました。ござと座布団で日本のくつろぎキャンプです。温かいし、子供にもいいし、お料理しやすくて気にいっちゃいました。
試してみたら、ロースタイルじゃない
キャンプでロースタイルをしてみました!
あれっ?お座敷…?
地面に銀マットを敷いて、上にござ、座布団をセットしました。
自宅では和風生活をしてまして、着物にちゃぶ台なライフスタイルです。
低いキャンピングチェアという発想がなくて、ウッカリ地面に座ってしまいました。
キャンプでお座敷スタイルって何ですか?
「なんかおかしい…ござを敷いたら、お座敷になってしまった…」と、ここで一般的なキャンプスタイルを勉強すべく「キャンプ お座敷」で検索してみると…
キャンプのお座敷スタイルは、シャレたラグなんかを敷くようですね。敷物にもブランドがあってハイクラスなモノもあるようです。
「お座敷」って言いながら、海外っぽいおしゃれな雰囲気!
うーん、ござなんか敷いたら、昭和の運動会かお花見ですね。おしゃれ感はありません。人にはおすすめしづらいですねぇ〜
和風お座敷スタイルキャンプのメリット
けど和風なお座敷スタイルでキャンプしてみたら、けっこう良かったんですよ。
くつろげる
なにはともあれ、くつろげます。
日本で育ったんだもの。靴を脱ぐ開放感、自由に床に座れるのはリラックスできます。
テントの前にござを敷けば、靴を脱ぐスペースができます。アルミすのこを買ってテントに土が入るのを防がなくてもいいんです。
ござはナチュラル感ある
ござって天然素材なので、アウトドアシーンになじみます。
銀マットの上に敷いても滑らないし、触った感じも温かいです。
ござは管理が楽
それに管理も楽ちん。
裏表がないので、どっちが地面側でも大丈夫です。
アウトドアの敷物って、土や葉っぱの汚れが心配ですよね?けど意外と汚れが付かないので気になりません。
サイズもけっこうコンパクト。
ござの収納はクルクル巻きます。ラグやシートのお悩み「たたみジワ」がありません。車での収納は、長物として荷室の端っこに差し込めます。
厚手のラグなんかは、たたんでも厚みがあるので「期待したほど小さくない」ガッカリ感があります。ござなら「長いのは仕方ないし」と始めからストレスフリーなわけです。フランスパンみたいに小脇に挟んで移動して下さい。
静電気がない
天然素材は静電気がありません!
敷物でツルツルすべったり、パチパチ静電気って気持ち悪くありませんか?小さなプチストレスも、溜まればキャンプのお悩みです。
銀マットやポリエチレン製レジャーシートはツルツルのパチパチですが、天然素材のござなら大丈夫。銀マットの上でも静電気は発生しませんでした。
子供が食事しやすい
床に座っての食事は、子供が食事しやすそうでした。
ファミリーキャンプでは「子供の体にフィットしたテーブルと椅子が無い」という悩みを抱えていました。姿勢良く食事してもらいたいのですが…キャンプ道具は家庭用の家具と違って、子供の体にピッタリしませんよね。高さの合わない椅子とテーブルで食べづらそうだったんです。
お座敷スタイルなら座布団を2枚重ねたりして高さを微調整できました。
キャンプ場でもお絵かきや塗り絵など、テーブルで遊ぶ子にはおすすめ。姿勢が悪くなりません。
子供が立ち歩かない
お座敷スタイルは靴下で歩けるスペースが、ござやラグで区切られます。
すると子供はそこから立ち歩いて、出て行きにくくなります。
落ち着いて食事ができますし、安全も確保できました。
親が気づかないうちに子供が遠くへ行ったり、駐車場へ入っていったりすることを防げます。
食事の準備やキャンプの片付けなど、親の目が離れやすい時はお座敷で遊んでもらいました。
温かいのはメリット
ござでお座敷スタイルって「きっと寒い、地面が冷たい」と予想してたんです。
でもビックリ!冷たくない!
むしろ椅子より温かいんです。
銀マットで体温を反射するのがよかったみたい。
ひざ掛けをしても、足の先まで温められます。正座すれば、足先やおしりまで温かく感じました。冷えが気になる女性キャンパーにも、お座敷スタイルはおすすめです。
キャンプ椅子のデメリット
キャンピングチェアは意外と寒いんです。布が薄くて、おしりや太ももが冷えます。キャンプ場に風が吹くと、体温を奪われていました。
ひざ掛けをしても椅子の下がスースーするし、足先は靴を履いてるから防寒具を巻けません。寒くて、くつろぐどころじゃありませんでした。
ところが、どうしようもないとあきらめていた寒さがお座敷スタイルで解消したんです。うれしいです。
タープが低くてもいい
お座敷スタイルやロースタイルは、タープの高さが気にならないのがいいですね。
風よけ、日よけを意識してタープを低く張ることもできます。
ハイスタイルでは、タープの圧迫感が気になっていました。タープの下で食事をすると肩が凝っていました。
ロースタイルにしたらタープの下でくつろいだり食事できるようになりました。風や紫外線を避けることができます。
女性キャンパーの悩み、肌の乾燥と日焼けの対策になります。
ロースタイルとキッチン
ロースタイルキャンプのデメリットとして、立ち上がりにくくてキッチンで調理しづらいと言われていますね。
私はロースタイルでも、調理に問題ありませんでした。
地面にカセットコンロを置けば、低い椅子に座ったままお鍋のシチューをかき混ぜられました。
コンロをテーブルに載せない方が安全でした。低いテーブルで調理すると、子供が鍋を覗き込もうとして危なかったです。コンロは地面に置くか、焚き火でお料理するのがよさそうです。
ロースタイルはキャンプギアの小型化で荷物を小さくできるのがメリットとされています。おもいきって、大型のツーバーナーをやめてみるのはいかがでしょうか?
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