キャンプは成長のチャンス!子供が自分からお手伝いするには
キャンプで子供の自主性が成長したらうれしいですよね。安全にお手伝いしてもらう注意点や、子供用のキャンプ道具について考えてみました。子供の手際の悪さにイライラしがちなのですが、どうすれば怒らないでいられるかも!
キャンプは楽しみで遊びに行くレジャーですが、子供が成長するチャンスでもあります。なんと素晴らしいことに!子供にお手伝いさせやすい環境が整っているのです!
- やることがいっぱいある
- 汚れても、あんまり気にならない
特に2点目がすばらしい!そりゃー気分の問題ですよ、汚れても気にならないって。
でも自宅で「子供にお手伝いしてもらわない方がありがたいんだけどな〜」って思う時がありませんか?それってたいてい、時間がない、もしくは汚れると困る場合だと思うんです。
アウトドアでは服や子供が汚れたって、ちょっとくらい平気なのです。だって汚れるの前提で遊びに来てるんですから。
子供が自発的にお手伝いするには
たいていの子供はキャンプ場で、自分から進んでお手伝いを申し出てくれます。日常生活を離れて、気持ちが改まるのかな?
ぜひぜひ!このチャンスを逃さず、お手伝いしてもらいたいですよね!
期待し過ぎない
子供が自分から「手伝う〜」というと、親としてはうれしい限り!
- たくさんのお手伝いを
- きちんと最後までやり遂げて
- 生きる力を成長させてもらいたい
と期待が高まりますよね!
でも期待し過ぎには注意です!
子供は気まぐれですから、お手伝いの途中でやめちゃったり、めんどくさい作業はやりたがらなかったりします。パーフェクトな仕上がりも望めません。
親は「ちゃんと完全にやってよ」「自分でやるっていったんでしょ」と怒りたくなりますが、ちょっとがまんしておきましょう。怒られると子供のヤル気がなくなっちゃいます。
注意は必要ですが怒るのはこらえて、次のお手伝いにつなげましょう。
お手伝いを増やすコツ
まずは子供が「楽しい」「うれしい」と思えそうなことからやらせてみます。ポジティブな気持ちは、お手伝いのきっかけになりますよね。
頼んだ仕事は最後までやり遂げて、達成感を感じてもらいましょう。子供だけでなく、親と一緒に作業してOKです。
お手伝いのハードルを下げて、徐々にお手伝いの回数と内容を増やす作戦です!
お手伝いは興味から
お手伝いする気のない子でも、初めて見ることには興味を持つことがあります。
テントを張る、火を起こすなどキャンプならではの作業は、子供の興味を引きます。
お手伝いチャンスです!親はチャンスを逃さず、すかさず「やってみる?」と声掛けしましょう。
残念ながら「やらないー」と言うこともあると思います。
それでも「じゃあ見といて」くらいは言っておきましょう。子供はまず様子を見て、学習しているだけなのかもしれません。人間、分からないことには挑戦しづらいですよね。やり方が分かれば、次から手伝うかもしれませんよ。
キャンプで子供が安全にお手伝いするには
キャンプは火やナイフなどを使います。子供だけでなく大人にだって危険があります。
でも「危ないから」と手伝いを控えさせると、子供はがっかりしてしまいます。危険を避けながら、安全にお手伝いさせてあげたいですよね。
ところでなぜ子供が危ないかというと
- 安全な使い方を知らない
だけでなく
- 失敗するとどんな危険があるのか知らない
- 体の動かし方が分からない
からですよね。
子供は早くお手伝いしたくて道具を触りたがりますが、まずは話を聞いてもらいましょう。説明の前に「あなたに作業してもらうからね」とお手伝いできることを伝えると、落ち着いて聞けそうです。
道具の使い方や、こうすると危ないというシーンを、作業を始める前に伝えます。そのうえで親が見守ったり、手を添えたりしてキャンプのお手伝いをさせてあげたいですね。
子供がお手伝いしやすいキャンプ道具
子供がお手伝いするために必要なキャンプ道具って何でしょうか?
キャンプに限らず「子供用」の道具は、使いやすいものと使いにくいものがありますよね。子供用はサイズが小さければそれでよくて、品質は問わないというような商品もあります。
使い勝手や品質が良い子供用の道具は、見極めが必要です。
しかし子供用のキャンプ道具って、かならず買わなければいけないのでしょうか?子供は成長が早くて、あっという間に大人用の道具が使えるようになることもあります。
私の理想は、子供でも使いやすい大人用の道具です。
包丁はペティナイフやピーラーを活用します。チェアはわざわざ子供用のイスを買わず、ロースタイルやお座敷スタイルにしたり。
こうした道具選びなら、子供の成長に合わせて買い換える必要がなく、何年間も長く使えます。
幅広い商品の中から良い品質のものを選ぶこともできます。品質が良い道具は使い勝手もいいですよね。年齢に関係なく、大人も子供も快適に使えます。
つい怒らないために
子供のお手伝いについて私が気をつけているのは、親の勝手や思い込みで怒らないことです。
だって想像してみて下さい。怒られながらするお手伝いのつらさ…想像するだけでイライラ絶叫ですよ^^私だったら、もう二度とお手伝いしません。
親の都合で怒らないよう、注意点は事前に伝えておきます。もしお手伝い中に子供がミスしても、事前にミスの可能性を伝えてなかったら怒りません。子供にしてみたら「お手伝いは自分がやるんだから、自分の思うとおりにさせてよー」もしくは「注意点があるなら先に言っといてよ」ですよね。
たいていのお手伝いは、親が想像する完成図と手段があって、それと同じものを子供に期待しちゃいます。
子供の行動やお手伝い結果がそこからズレると、親はガッカリ。子供がけなされるという残念なストーリーが潜んでいます。
親が期待する結果を求めるのなら、子供には上手に教えなければいけませんね。
一方、親の指示に従うだけでなく、子供が自分で考えて行動することも大切ですよね。親は、アドバイスするけどダメ出ししないなど、子供のやる気を失くさないようにしたいです。
お手伝いって、子供にとっては成長の練習ですが、親にとっては忍耐の修行かなぁと思います。親は、子供の成長と幸せを願うからこそ、お手伝いを任せられるんですよね。
家族で協力するキャンプ
キャンプの良い点は、家族全員が楽しめるってことですよね。
だから子供が「手伝いさせれられる」なんてイメージを持たないようにしたいです。
家族みんなで協力して過ごす、それが子供の生きる力になればいいなと思います。キャンプで言われる子供への教育効果って、こういうことを言ってるんじゃないのかな?
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★★★☆☆