ちょっと長め3泊4日の家族キャンプに持っていった道具
ゴールデンウィークに3泊4日のちょっと長めのキャンプに行ってきました。小学生と保育園未満児(2歳児クラス)の男児2人連れです。目標はゆっくり疲れを癒すこと。慌ただしい日常を離れてキャンプでゆっくりしたい、温泉で疲れを癒したい、キャンプなら晩ご飯の品数を減らしても夫に許されるだろう、って期待して行ったのですが…
ヒマは潰せるのか?
せっかくのGW、長期連休を生かして3泊4日と長めの日程でキャンプに行きました。とにかくゆっくり過ごしたい。休ませて欲しい…とすがる思いで(誰に?)出発しました。
ゆっくり過ごせるかどうか。そのカギは2人の子供です。
小学一年生になった長男と、やりたい放題を満喫中の2歳の次男です。この2人が騒いだり泣いたり、けんかしたり文句を言わなければ、父母はゆっくりできるのです。
というわけで、2人が喧嘩せず、2人だけで遊んでくれるような対策が必要です。
今回は3泊4日と長丁場なのでキャンプ場でヒマしないよう、長時間楽しめるアイテムをキャンプ道具に組み込みました。
実績と信頼のストライダー
まずは子供が自走できる乗り物を。
子供が乗り物に乗って遊んでいる間に、親が座ってゆったりする作戦です。
ピープルの公園レーサー(子供用バイクというか三輪車)とストライダーを一台ずつ準備しました。
2才児が公園レーサー、6才児がストライダーです。どちらも親の助けなしで乗ることができます。
正直なところ、小学一年生にストライダーは小さいです。もう自転車は補助輪ナシでスイスイ乗ってるし。でもキャンプサイトで自転車はナイので、ストライダーでお茶を濁した形です。
ちょっと小さくなっちゃったけど、ストライダーは長男が2歳の頃から楽しんだ実績があって信頼できるアイテムなのです。
転んだ時のケガ防止、安全のためにヘルメットと軍手も準備しました。
予定外のおもちゃ
他におもちゃは持って行かないつもりだったのですが、キャンプ出発直前に次男が荷物を集め始めました。
ぬいぐるみのピカチュウとピチュー、ままごとのコップ、普段はさわりもしない万華鏡など、どうでもいいような…「ぼくも、持ってくわ!」と張り切っています。
…仕方ない、持って行くか…いま怒って泣きわめき始めると、出発時刻が遅れてしまいます。少なく見積もって30分の遅刻と、道中1時間の絶叫に耐えうる体力は、私にはありません。
おもちゃが車に入らないわけでなし、それでケガするわけでなし。予定外でしたが、おもちゃもキャンプ道具に加わりました。
本をたっぷり読んでもらう作戦
本はたくさん持って行きました。朝晩のテントはもちろん、遊び疲れた時にも読んでもらうつもりです。
「もう読んじゃった!」という子供からのクレーム予防のため
- かいけつゾロリを2冊
- 学習まんが1冊
- 機関車の本
- 新幹線の本
- バスの本
を準備しました。多い、重い、荷物が増える…
本の選択は、慎重に行いました。
小学生の長男はゾロリでダジャレ読ませとけばいいだろうと簡単だったのですが、2歳には気を配りましたよ。
電車本だけだと「くるまは?」、車の本だけだと「ぽっぽが読みたい!」と言うのを予想して、彼の好きな機関車、新幹線、バスと、乗り物各種を取り揃えました。
子供の本の他に
- 夫が3冊
- 私が5冊
本だけでけっこうな荷物となりました。
おかしい、ゆっくりできてない
こうして万全の子供対策で挑んだキャンプでしたが…あんまりゆっくりできませんでした。
子供たちはパパママに頼らず子供だけで仲良く遊んで、本もいっぱい読んでたのに…ナゼ?!
子供バイク耐久レース
今回のキャンプは親の期待通り、子供が公園レーサーとストライダーに乗りまくりました。
乗り物は、親にとって良いアイテムです。親が一緒に遊んであげなくても、子供だけで楽しめるからです。
今回のキャンプも2人でずっと乗り物をグルグル乗り回していました。
キャンプサイトではご飯中もずっと乗り続けていました。
…落ち着かない…
長時間の耐久レース、ご飯中も私の脇を走り抜ける子供たち「レースするからタイム測って」「ヨーイドンって言って」…などなど。
体を動かさないのに、目や口を使うことが多かったよ。そしていつもザワザワごそごそして、砂ホコリが舞っていたのよ…
本を読んで
子供は本をたくさん読みました。自分で読める長男はドンドン読みました。かいけつゾロリはベストチョイスで、ダジャレを声に出して笑いながら読んでいました。
私としては「リアクションしてあげたほうがいいのかなぁ?」「一人の世界を大切にしたほうがいいのかなぁ?」と親としてのベストな行動はどれか?!と、ちょっと対応に悩んだりしました。
次男はまだ一人で本を読めないので「読んで〜」と持ってくるのですが、次々に本を変えたり、お兄ちゃんの本を奪いに行ったりとなかなか落ち着けませんでした。
夫が本を読んでいると子供のお世話は私がすることになるので「自分ばっかり本を読んでずるいー」と心で叫んだり…うーん、自宅とあまり変わらない状況でした。
毎日の食糧調達
家族4人がキャンプ場で四日間過ごすとなると、持ち込んだ食べ物だけでは足りません。冷蔵庫もないので、毎日スーパーへ行きました。
キャンプ場からスーパーまでそれほど遠くないのですが・・あれっ?毎日買い物に行くとけっこう疲れる…
>自宅では買いだめして、ストックおかずを作って、足りない時は冷凍品を使っていたので、毎日スーパーへ行くのが手間に感じ、疲れてしまいました。
くいしいぼう代表の夫が「食べ物はこっちのスーパー、ワインはあっちのスーパーで買いたい」と言うのを阻止して、スーパー一軒だけにしてもらったりしてたのになぁ
乾物や缶詰、レトルトなどを使って、もっと手抜きご飯にすればよかったと思います。
温泉に入れなかった
キャンプと同レベルに楽しみだった温泉ですが、満喫しきれませんでした。
温泉に着いたら次男が昼寝しちゃってたり、入るとか入らないとかぐずったり、シャワーしたら「お風呂出る」とか、売店でおみやげ買ってとか、思いのほか手間がかかりました。
5分もお湯につかれませんでした…残念!
花粉症アゲイン
今回は自宅のある愛知県から長野県のキャンプ場へ行きました。
すると愛知県では終わってた花粉症が、長野へ行くと復活したのです。気温の差がある長野県は、まだ花粉が飛んでいたのでした。
急遽マスクを購入、思わぬ買い物でした。ティッシュも足りなくなったりして、二度も花粉症を経験しちゃいました。
ゆっくりしようとキャンプへ行ったのに、思いのほか忙しい四日間となりました。
うーん、でも原因は分かった!今回の反省を生かして、次回はゆったり過ごしたいと思います。
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★★☆☆☆