大きくない虫とキレイなトイレの野底山森林公園キャンプ場レポート
7月と9月に飯田市の野底山森林公園キャンプ場へ行ってきました。遊具のローラー滑り台は子どもが喜んで遊べるので、ファミリーキャンプにオススメです。テントサイト近くまで車を停められてキャンプ荷物の積み下ろしができます。道路沿いは車が危ないので、子供の安全に気を配って下さい。トイレや混雑具合、虫情報も書いておきましたよ!
野底山森林公園キャンプ場は長野県飯田市にあります。
公園の奥がキャンプ場で、林間で日陰が多いです。雨が降らなければターフ無しでも大丈夫。帽子があれば日焼け対策できそうです。
広く大きい芝生オートキャンプ場とは違いますが、テントサイト横に車を付けられるので、キャンプ荷物の積み下ろしはラクです。
女性キャンパーに気になるトイレ事情は…合格です!キャンプサイトにニオイの無いバイオトイレ、管理棟には新しくてキレイな水洗トイレがあります。
おいしい水が湧いているのも魅力です。「飲めます」と水質表示があります。
温泉は車で5分〜10分の御大の湯があります。
野底山森林公園からキャンプ場までの道
奥に長いキャンプ場です。野底山森林公園の入り口から一本道で奥へ進んでいくとキャンプ場があります。
公園の入り口です。
モーリーというキャラクターがいます。ユルキャラが流行する前に作られたと思われるデザインですね。写真の道をどんどん奥へ進みます。
左手に管理棟が見えてきます。
新しくてきれいな管理棟です。キャンプ場受付はここでできます。
管理棟の右手に、カニさんトイレ駐車場があります。
虫嫌いの方や女性には、カニさんトイレじゃなくて管理棟の水洗トイレがオススメです。
カニさんトイレはキレイですが、屋外トイレには違いありません。虫のリスクを避けるため、室内トイレがいいですよね。管理棟は午前9時から午後5時ごろまで開いています。
管理棟で受付してから道を進むと、キレイな池があります。
7月1日に行きましたが、ちょっと変わったきれいなアジサイが咲いていました。
この看板の奥がキャンプ場です。
看板が古いので…今は、トイレや駐車場の場所が違います。
テントサイトは、道を挟んで手前左手の炊事場側と、奥の右手に沢側の2ヶ所あります。
手前のテントサイト炊事場側
炊事場に近いテントサイトです。
写真の右手奥が炊事場です。
5つくらいテントサイトが区切ってあります。
テントサイトの区画サイズは大きくありません。
サイズ参考に、子どもは5歳、奥が炊事場です。
別の角度から。こんな感じ。
二人用テントでピッタリサイズなので、ソロキャンプか、ご夫婦や友人2人グループが利用するようです。
炊事場
炊事場です。きれいにお掃除してあってジメジメがなく、気持ちがいいです。
火も炊けます。
流しに三角コーナーはありません。洗い物にゴミネットを持っていけば、流しを汚さずに使えます。
水道蛇口の上に板が一本渡してあって、洗剤やタオルを置けます。
炊事場付近は木やフックなど、ちょっとひっかけるところがありません。食器ドライネットを片手に持って、洗った食器を入れました。食器洗いに行くには、ドライネットよりカゴの方がよさそうです。
奥の沢側テントサイト
沢側のテントサイトです。沢は谷の下に流れているので、キャンプサイトからは見えません。
道の左側が駐車場、道路の右、木の下がテントサイトです。
車の奥に見えるのは浄水施設です。
浄水施設の音が気になる人がいるかもしれません。夫は夜中に気になったそうですが、私は沢の水音で、施設の音は全く聞こえませんでした。
ちょっと右を向いた写真。
もっと右を向くとテントサイト。
テントを張るとこんなかんじです。
幅は広くありませんが、テントサイトの区切りがありません。他のキャンパーがいなければ自由なレイアウトができます。
沢側のテントサイトは大きな岩があります。道からの目隠しになります。
キャンパーの好みでしょうが、岩が無いほうが良い方もいるでしょうね。
路面は土と草と石で、芝生サイトのふかふかではありません。でも凸凹はそれほどでもなくて、大きな石をどければ大丈夫でした。
子供の遊びに注意
この道路、けっこう通行量があります。
キャンパーの車だけでなく
- 木材を運ぶトラック
- 山を管理する軽トラ
- 水を汲みに来た人
- 山登り
- なんとなく見学に来た人
など多くの車が通ります。一般道路のようにスピードを出す人もいます。特に早朝が危ないです。人が歩かないと思ってか、アクセル踏込みまくりの運転手が何人もいました。
子どもが道路で遊ぶのは危ないです。ウチはまだ園児なので、パパママと一緒でないと道路に出ない約束にしました。
道路だけでなくキャンプサイトでも注意です。
車のすれ違いや、キャンプサイトに停める車からは子どもが見えにくいと思います。木や岩が多くありますからね。
テントサイトでも、なるべく道路から離れた場所で子どもを遊ばせてあげて下さい。
キャンプ場トイレ
野底山森林公園キャンプ場のトイレは新しいバイオトイレです。
お掃除もきれいにしてくださっています。ニオイは全然ありませんでした。
炊事場側テントサイトにあります。
トイレはきれいですが、虫ゼロではありません。
トイレ個室の出入り口にドア1つなので、人間が出入りする時、虫が一緒に入っちゃいます。フルオープンの戸や窓ではないので、恐れるほどではありませんが、覚悟は必要です。もし虫がいなければラッキー。
虫の数は、朝と夜で違います。夜のほうが多く、朝はそれほど気になりません。
夜は必ず虫がいると思ったほうがいいです。7月の夜は、出入り口の扉の前にけっこう飛んでいました。女子トイレの扉に多くいて開けられず、みんなのトイレに入りました。個室内は、トイレの外に比べるとずっと虫が少なかったので事なきを得ました。
管理棟
管理棟は新しくてきれいです。木の香りがします。
キャンプ受付、マレットゴルフ受付、休憩場所、水洗トイレ、自動販売機があります。
午前9時から午後5時までは係の方がいらっしゃいます。夜は人がいなくなります。
9月と7月にキャンプしたのですが、暑い日中の休憩場所として涼んだり、水洗トイレをお借りしたり、私にとって憩いのオアシスでした。虫は…トンボや蜂が休憩場所に入っちゃってましたが、キャンプ場に比べれば、恐れることはありません。
コーヒー100円とありましたが、マシンがあるような、ないような?
お砂糖は置いてあるのでコーヒー販売してると思うのですが、管理人さんに尋ねてみないと分かりません。
料金
野底山森林公園キャンプ場の利用料金はお手頃です。
1泊や1テントサイトの価格でなく、
1日一人100円(3歳以下は無料)
です。
つまり一人1泊200円。
デイキャンプの利用なら一人一日100円です。デイキャンプの利用も多いようで、3世代バーベキューしたり、赤ちゃん連れがお弁当を持ってきてのデイキャンプグループを見かけました。
温泉
近くの温泉は信州たかもり温泉「湯ヶ洞」「御大の館」があります。
野底山森林公園から車で5分から10分です。食事どころもあります。
野底山森林公園の遊具
野底山森林公園キャンプ場の良い所は、公園の遊具で遊べること!
子どもが日中ヒマそうにしたら、遊びに連れてこられます。公園のすぐ横が駐車場なので、テントサイトから車で来られます。
家族みんなで歩いてくるのも楽しいですよ。途中に神社や池があるので、遊びながら飽きずに公園まで歩けます。
ローラー滑り台
ローラー滑り台が大きい!山の斜面を利用してるので高くて、子どもが喜びます。
ローラー滑り台スタート地点まで、公園の駐車場から階段で上がります。
ダンボールがあった方が、大人のお尻にやさしいです。
カブトムシ
「カブトムシ」という遊具も、めずらしくて子どもが喜びます。
カブトムシの頭側から登って…
イスに座ってロープで移動できます。ちょっとした冒険気分で、こういう遊具ってワクワクしますよね!
アスレチック滑り台
木のアスレチックと滑り台が組み合わさった大型遊具です。
大型遊具で遊べるのは園児さんより大きな子かな。1,2歳では滑り台まで登れませんね。
ひひのかくれが
野底山の昔話「岩見重太郎のヒヒ退治」にちなんだ「ひひのかくれが」は昭和の香り漂う遊具です。
ちょっとした丘にトンネル迷路が掘ってあるような…駐車場やローラー滑り台の公園とは道を挟んで反対側にあります。
小学生男子が楽しく遊びそうな遊具だなぁと思います。
入り口。
ちょっと日陰にあって不気味なんだよね…私はコワくて中に入れません。息子も怖がっていました。よそのお子さんはちょっと怖そうにしながらもチャレンジしていました。えらい!
混雑具合
野底山森林公園キャンプ場には、これまでに2回行きました。
9月に祝日を利用して2泊3日、7月に金曜、土曜で1泊2日です。
9月は祝日と土日で大型連休だったからか、キャンパーも多かったです。各日とも5組以上いました。デイキャンプの利用も3組ほどいました。
7月は金曜の夜に泊まったからか、他に1組だけでした。炊事場側テントサイトを利用されていたので、我家は沢側テントサイトを利用して、貸切感覚でした。
9月は事前に電話予約していましたが、7月は予約なしで現地まで行って受付しました。テントサイトに区画の区切りはありませんが、ゴールデンウィークや夏休みなど混雑しそうな日は、予約した方が良いと思います。
虫
虫は、いました。キャンプしたのが9月と7月で、虫まっさかりの頃なので当然ですよね。覚悟してキャンプしました。あ、7月1日にはホタルが飛んでいましたよ!これはうれしかった!
虫の種類は主に「飛ぶ系」です。跳ねる系、這う系は気になりませんでした。
サイズは大きくありません。
蚊、ブヨ、コバエ、羽のある虫でも3cmくらいまでです。クモの足は長いけど、本体サイズ1cm以下なので、コワイけど息で吹き飛ばせます。
アリだけは巨大です。1.5cmくらいです。
飛ぶ系の虫はランタンに集まります。我が家のランタンはかなり暗いのですが、それでも虫が集まりました。5歳の子が「虫コンテストにやってきたよ」と嬉しそうだったので、母親が虫を怖がってはいけないと、自覚をもって我慢しました^^蛾も3cmまでなら、なんとか見ないふりできました。
虫嫌いにはエグい話ですが、食べ終わった食器はハーブと虫の区別がつかなかったです。食事中は注意!
飛ぶ虫なので、夜でも帽子をかぶっておいた方が安心です。髪に虫がとまったらコワイので、帽子で日除けだけじゃなく、虫除けもしましょう。
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