これで無料!山の寺キャンプ場レポート

山の寺キャンプ場の駐車場

長野県高森町の山の寺キャンプ場へ行ってきました。9月下旬、小雨の金曜夕方から2泊。他のキャンパーはいなくて貸し切りでした。だからかな?3歳の息子は「おうちへかえりたい…」としょぼくれ気味でした。ま、雨で夜で人がいなければ当然の発言かな?アハハ。キャンプサイトのスペースと傾斜具合、すてきな石造りの水場やきれいなトイレの情報です。これで無料!すばらしいキャンプ場でした。

山の寺キャンプ場の基本情報

高森町 山の寺キャンプ場サイト

住所: 長野県下伊那郡高森町山吹2347番地

アクセス: 中央道松川ICより車で10分

料金: 無料

オープン期間: 3月1日から9月30日 これ以外の期間は水道が利用できませんが、キャンプの利用はできます。

トイレ: 2ヶ所。うち1ヶ所は水洗、もう一か所は未確認。水洗だから、オープン期間外は利用できないのかな?

予約: 高森町産業課まで申請書を提出。前日にFAXしましたが、町役場からの連絡は特にありませんでした。

山の寺キャンプ場の写真と案内板

長野県高森町の山の寺キャンプ場は、森の中にある林間キャンプ場です。

山の寺キャンプ場の駐車場

駐車場と案内板。

山の寺キャンプ場案内図

案内板。見づらいですが…グレーのラインが舗装道路。道路の左側がテントサイト。中央に広場、広場を挟んで駐車場が2ヶ所。トイレはそれぞれの端に2ヶ所あります。

テントサイトは狭めで傾斜、けど森林感

山の寺キャンプ場は山です。坂に沿ってテントサイトがあります。

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道路の坂の傾斜はこのくらい。なので…

狭くて坂

キャンプサイトも傾斜があります。

オートキャンプ場でないので、キャンプ道具を運んで登ります。

広くないテントサイト

1サイトのスペースは広くありません。スクリーンタープとかはつらいかも?

バイカーさんがソロキャンプで利用するイメージです。というわけでファミリーキャンプとしては、どちらかといえばツウ好みです。

サイトまでの道

隣のテントサイトへは木々を分け入って行きます^^楽しいな!3歳の息子は心細いようで、抱っこして進めませんでした。

この奥には、家族で利用しやすそうなサイトがありました。平らなスペースが2サイト隣接していて、グループでも利用できます。

駐車場から奥へ、荷物を持って登りますが、その分こどもの交通事故の危険が減ります。

下のテントサイト

広場より下のテントサイト。小さめサイトが6,7ヶ所あります。

どのテントサイトも木々に囲まれて、森林浴しながらキャンプできます。

山の寺キャンプ場はサイトがこじんまりですが、その分、自然に包まれる気持ちよさがあります。

オートキャンプ場でないから、キャンプ道具の厳選をして人工物が減るのもいいです。

川遊び

山の寺キャンプ場には小川があります。

沢遊び

浅いので2,3歳の赤ちゃんでも水遊びできそうです。大人が見ていてあげてね。

沢へ降りるのに階段はありません。ちょっと傾斜があるので、子どもも大人も滑って転ばないようご注意下さい。

水遊びは楽しいけれど、思わぬ危険もあるので安全に気をつけてくださいね。

風情ある水場

山の寺キャンプ場で一番好きなのは水場です!

まさか「水場がすばらしい」とキャンプ場をオススメする日が来るとは思いませんでした。

石造りの風情ある趣です…つくばいって呼んでも、いいですか?…ドキドキ

石の水場

手水鉢2つと中央に一つ、蛇口は合計3ヶ所あります。

写真手前には石造りの広いテーブルがあって、食器洗いや洗濯にも便利!

誰だ、キャンプ場にこんなステキな水場を作った人は!胸キュンです。

下の水場

もう一か所の水場。こちらは草の背が高くて近づきづらかったので使いませんでした。

こちらは蛇口が4,5ヶ所あって、大人数でも作業しやすそうです。もちろん広い石のテーブルもありますよ。

広場とキャンプファイヤー

山の寺キャンプ場の中央には広場があります。

山の寺キャンプ場広場

キャンプファイヤーができるようになっていました。

キャンプ場利用申請書に「キャンプファイヤーをする・しない」の欄が設けられています。

「消防署への連絡 有・無」欄もあって、頻繁にキャンプファイヤー利用がある様子です。ボーイスカウトの利用が多いのかな?

ワイルドな丸太橋

山の寺キャンプ場で私が怯えたのは、ワイルドな丸太橋です。

2ヶ所もあるんですよー

丸太橋

広場から避難小屋を見たところ。橋の向こうの広いスペースは駐車場です。

雨で濡れていたし、高い所はコワイし、バランス感覚に自信はないし「絶対にこの橋は渡らないぞ!」と思っていたのですが…翌朝晴れたらいい気分になっちゃって、渡ってみました…真ん中の木が大きくたわんで、怖かったです。

でも安心して下さい。ムリに丸太を渡る必要はありません。広場と避難小屋は、道路で安全に行き来できます。道路を利用しましょう。

避難小屋とトイレ

山の寺キャンプ場は避難小屋が設置されています。

「避難小屋?そんなに危険なキャンプ場なのか?!」と怯えさせられました。が、特に危険なキャンプ場ではありませんでした。熊出没注意の掲示もなかったし。

避難小屋を覗いたら、広くてストーブがあって、管理用の道具が置いてありました。

トイレと避難小屋

写真左が避難小屋、右に見える屋根がトイレです。

トイレは水洗で、素晴らしくきれいでした。お掃除ありがとうございます!

そして虫も少ない!

トイレのガラス窓

トイレ入り口のドア上部にガラスがはまってて、虫が入らないようになっています。

小さなクモはいましたが、大きな蛾など飛んでぶつかってくるコワイ虫はいませんでした。

トイレットペーパーも設置されていて、水分で湿ってることもなくて、快適でした。トイレ全体の入り口に扉があるとトイレへの信頼感が高まります。

下のトイレ

この写真は別の場所のトイレ。キャンプ場の下にあります。

こちらはオープンな建物なので、虫がコワイです。

舗装道路からトイレまで、草の背が高かったので建物の中は確認していません。

夜は真っ暗

キャンプ場近くの産直市場のおばさまと話をしていたら「山の寺キャンプ場?!夜は真っ暗でしょう?」と言われました。

…確かに、真っ暗でした。

街灯は無くて、電気の明かりはトイレだけでした。

新月から3日目くらいにキャンプしたので、月明かりもありませんでした。それ以前に雨が降ってたし。

夕方6時近くに到着して、ムーンライトを設置「月明かりでも組み立てられる簡単さ」がウリのテントですが「お月様ないしー」「雨降ってるしー」なんて、7歳になった子どもも手伝いながら、楽しくテントを設置しましたよ。

温泉まで10分

キャンプ場にお風呂やシャワーはありませんが、車で10分ほどの場所に信州たかもり温泉 御大の館があります。

これまで何度も利用したことがあり、子どもも喜んで温泉に入れました。

キャンプ場から御大の湯までは果物畑を通る快走路です。

「山がきれいだねー」「街が下に見えるね」「りんごがなってるよ」など子どもとの会話もはずみました。

虫は少ない

山の寺キャンプ場は、虫が少なくて快適でした。

出会ったのは羽アリ、コバエ、羽の虫、小さいクモ、蚊くらい。蚊はすごく少なかったです。

ただ今回は虫が少ない条件も揃っていました。

9月下旬で、雨が降っていました。

雨の日キャンプはちょっと戸惑いますが、虫が少ないのは大きな魅力ですね。

真夏はどうだろう?もっとたくさん虫がいると思います。

山の寺キャンプ場のまとめ

山の寺キャンプ所は、きれいに整備されていて良いキャンプ場でした。また行きたいです。

ちょっとワイルドめでツウ好みですが、熊出没注意の掲示はないので安心。

夜は街灯が無くて暗いのですが、近くのお寺に人が住んでいるので、なんとなく安心感がありました。霊的なものも、仏様の力で助けてもらえそうだし^^

オートキャンプ場ではありませんが、人が多くてワイワイガヤガヤした雰囲気に飽きてきた方にはオススメです。

料金は無料なので、一度チャレンジしてみては?

テントのサイズは大きすぎないものを選んで、キャンプギアを厳選して、荷物を軽量化して行って下さい。

家族全員で協力してキャンプ道具を運ぶのも、楽しいものですよ。

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